「私といっしょに『お芝居』しよっ♪」――。
僕――“朝日奈幾巳”はその年の2学期、いきなり富士山の麓にある「青陵学園」に転校する事になった。
右も左も分からない学園でふらふら歩いている内に、僕は学校のステージへと辿り着く。
そこで出会った3人の女の子――“宮元橘華”ちゃん、“佐崎凛”さん、“柄原由理奈”さん。
彼女たちはこの学校の「演劇部」のメンバー。
その活動の最中に飛び込んじゃった僕は、3人に入部を迫られちゃう。
聞けば演劇部は人数不足で、このまま学園祭で演劇が出来ないと廃部になっちゃうとの事。
それを聞かされて悩んだ僕。
演劇なんてやったこと無かったけど――3人の先輩・“八木羽蘭子”先輩にとっ捕まって、僕は拉致られるように演劇部に入部するハメに。
大道具とかでお手伝いでも、とか考えてたんだけど、みんなは僕に「お芝居」をやってもらう気満々みたいなんだよね……。
さらに演劇部で突如謎の現象が起きて、僕は戦国時代の武将の霊にまでとり憑かれる始末。
演劇部の活動は更にドタバタな物になって行く! 果たして青陵学園演劇部は無事に学園祭で演劇をすることが出来るのか!?





