■□■ストーリー■□■主人公・田所敦（たどころ・あつし）は私立・霧乃坂学園の2年生。
これといって目立たない学生として過ごしていたが、実は「別れさせ屋」としてカップルを破壊することを趣味と生き甲斐にしていた。
そんなある日、破局させたカップルの女生徒によって腹部を刺されてしまう。
目を覚ましたとき、敦は公園で倒れていた。
まるで今朝目を覚ましたときと何も変わらないような…。
いや、ひとつだけ違っていた。
周囲にいる人間の“心の声”と言っても差し支えないような呟きが聞こえるようになっていた。
自分の身に何が起きたのか。
それはまるで分からなかったが、こんな状態はのぞむところではなかった。
敦は人間が嫌いであったし、愛だの恋だのの美名の影に隠れた汚らしさが大好きだったから「別れさせ屋」なんてモノもしていた。
だが、こんな「チート」のような楽して見抜けてしまう状態だと、趣味にも生き甲斐にもならなくってしまう。
敦は、あの日何が起きたのか、そしてどうしたら元に戻るのかを調べつつも、──これからはより難易度の高いカップルを破局させることにした。
そのほぼ同日・同時刻──。
主人公・土方 颯季(ひじかた・さつき)は、光の国から来たという自称・宇宙人と夢の中で会話していた。
彼は、宇宙的犯罪者である精神寄生生命体を追って、この地球まで来たらしい。
しかし捕まえる寸前、誤って犯人をとある学園へ落としてしまったらしい。
最大限、被害は出ないようにと、オーガニックでスピリチュアルな宇宙的光の国パワーでフォローしたのだが、数人を巻き込んで死なせてしまったり、死にかけていた人間にとどめを刺してしまったと言う。
その全員に、自らの宇宙的生気力を分け与えて救ったのだが、彼が巻き込んだ数人の中で、最も脳機能が無事で、肉体のダメージの少なかったのが颯季であり、さらに高い水準で魔法的素養を持っていたのが、こうして会話をする相手として選んだ理由らしい。
彼は、颯季のダメージを完全に治癒する代償として、ふたつのことを頼んできた。
“現代科学の水準ではパニックしか引き起こさない、　　　　　あの手術道具を体内に持っている人間の捜索と、その破棄だ。
”同時にその方法と、自らの持つ魔法力の使い方が、颯季の頭の中に入り込んでいく。
颯季は――頼みながら消滅していく“彼”の言っている内容の1割もよく分からなかったけれど、この他人の肉体を操作したり相手に憑依できる魔法の力が、自身の恋愛活動に役に立つのではないかと、それだけを考えて了承した。
■□■登場キャラクター■□■【寂しがり屋のツンデレ転校生】●佐波 清花（さわ・さやか）夏休み明けに転校してきた2年生。
10歳の頃から「SA-YA」という芸名で、ジュニアアイドルグループ「ハニー☆ウィッチ」の一員としてアイドル活動をしていたが、一昨年の解散と同時に無期限休業中。
敦（男主人公）の従姉妹。
外面は良いためすぐに仲良しグループに紛れ込めたが、本音の言えない性格のため日々ストレス増大中。
敦に当たることで発散している。
しかし、緊張しすぎるとつい漏らしちゃう失禁癖なのを知られているので、最後は敦に頭が上がらない。
いつも友達や片想いの相手に気持ちを伝えられず、冷たくしたり誤魔化して生きてきたせいか、何かにつけて報われないことに慣れてきている【女主人公・恋に恋する「恋愛クラブ」の女リーダー】●土方 颯季（ひじかた・さつき）霧乃坂学園の１年生。
親友が所属した廃部しかけの歴史研究会に誘われて入部。
その日のうちに「ここを恋愛クラブにしよう！」と勝手に思いついて即実行する行動力の持ち主。
明るくハッキリした性格だが頭はあまり良くない。
大好きなモノは好みのタイプの男。
大嫌いなモノは女の敵と“どかた”と呼ばれること。
運動神経は抜群で、バスケでもサッカーでも見ただけで相手と同じことが出来てしまうのだが、それをどう使っていいかに全くつながらないため、得点力０。
運動部の先輩たちからは『残念な天才』とため息をつかれている。
髪を横ポニーにしているのは、憧れている先輩の大好きな二次元キャライメージしてのものだが、今のところまったく気づかれていない。
【男主人公・普段は怠惰な「別れさせ屋」】●田所 敦（たどころ・あつし）歴史研究会に所属している2年生。
他人の秘密や悪事、醜聞が大好きで、それらを知るためには努力を惜しまないが、反面、自分の興味のあること以外に関しては基本、怠惰で面倒くさがり。
「黒幕になりたい」が去年までの口癖。
カップルを破局させる｢別れさせ屋｣として1年の頃から暗躍していた。
非公認とはいえ、歴史研究会が何故か｢恋愛クラブ｣になってしまったことに、少し思うところはあるけれど、新聞部と報道部を追い出された経緯があるため、現在は静観している。
趣味はエロＤＶＤ収集。
幼なじみからは「あっくん、あっちゃん」と呼ばれている。
【小さい・可愛い・凄くエロい】●忍沢 佳乃(しのざわ･かの)　颯季（女主人公）の同級生。
小柄なのに仕種がオーバーで慌ただしいことから、クラスメートはハムスターを見るような目で愛でている。
性格は明るく、快活で 素直。
家庭的で優しく穏和な気配り上手。
同時に、複数の恋人がいる床上手でもある。
好きなモノは猥談とエロ知識。
他人のエロに興味津々な耳年増。
普段からエッチなことを考え、エッチな妄想をしている。
そのギャップから、同性からは “素直ビッチ”とか、“純情可憐なビッチ”などと言われている。
「恋愛クラブ」の一員。
あだ名はカノコ。
【学園の内外でミステリアスな行動を繰り返すお嬢様】●大清水 美羽子(おおしみず・みわこ) 出席日数が圧倒的に足りず、休学扱いで留年した2年生未満。
そのせいで現在 は颯季(女主人公)と同じクラス。
何故か敦（男主人公)とは馬が合い、会えば話をする仲。
表向きはおとなしく見えるが、実は短気で激しい性格。
休日は古武道・合気道と実践護身術の道場で師範代もつとめる体育会系お嬢様。
夜な夜な徘徊しているが、それは何者かに輪姦された後、殺された大親友の仇を討つため。
ド天然だが、天然過ぎてそのことに誰もつっこめない留年のせいで、元々少なかった友達がさらにいなくなってしまった。
●越ヶ谷 信（こしがや・しん）敦の数少ない友人にして、「別れさせ屋」であることを知ってる数人のひとり。
美形なのにそれを鼻にかけず、誰にでも優しい“イイヤツ”。
さらにイタリア人のようにマメで器用なことから、当然モテるが不思議と長続きしない。
じつは他人の恋人や思い人を横からサラうのが大好きという悪人で、敦にたいしてのみ、それを隠そうとしないのは同類の悪人であると思っているから。
ドS。

■■■ストーリー■■■主人公・大神勇次郎は、18禁ゲームプレーヤーとしての才能を開花させたアダルトゲームのエリートプレーヤー。
ある日、彼のマンションに越してきたのは主人公の憧れの声優さんでもあり、若手の中では一番活躍している千葉麻美子だった。
主人公は、実は彼女が裏 （アダルト） の仕事もしていることを把握していた。
だが、彼には不満があった。
アダルトにはアダルトなりの役者の技術があり、その点において彼女がまだ“つたない”ことに納得がいかなかった。
「彼女の実力は、あんなものじゃない…」ある日、オーナー特権で鍵を持っている主人公は彼女の部屋へと入り込むと、眠らせた千葉の所有するすべての下着類・衣服の一切を持ち去る。
目を覚ました麻美子が目にしたのは、全裸の自分と、お手製の教科書を手にして自慢げに立つ主人公の姿だった……。
■■■登場人物■■■▼千葉 麻美子（ちば・まみこ） CV:萌木唯身長：163cmスリーサイズ：B82/ W58/ H83運悪く、主人公の隣の部屋へ越してきてしまった美人声優。
主人公を筆頭とするエロゲレビューグループにおいて、去年最高のエロゲーと認定されたゲームのヒロイン役に名前を変えて声を当てていたところ、主人公に気付かれ、目を付けられてしまう。
性格はきわめて真面目でおとなしく、騙されやすい。
もともと役者を目指して演技の勉強を始めたため、オタク文化には詳しくない一般人。
当然アダルトゲームにも詳しくなく、アダルトの芝居の練度も低い。
▼海澄 綾（みすみ・あや） CV:咲森葉子身長：157cmスリーサイズ：B84/ W57/ H84千葉と同じ事務所の先輩。
演じたヒロインの幅はまさに百戦錬磨だが、本人に自信はあっても自覚はあまりない。
以前は “一所懸命さ” を周囲にカタブツっぽさと捉えられていたが、千葉を溺愛するようになってからは一転して、柔らかさと天然っぽさが出てきたとファンの間では有名。
大の下ネタ嫌いで虫嫌い。
最近は、百合声優としても知名度を上げてきた。
▼ケンコ・歌川 （けんこ・かがわ） CV:千愛身長：151cmスリーサイズ：B78/ W56/ H79つい最近まで研修生だった新人声優。
父親がフィンランド人で、生まれたのもフィンランドという珍しいハーフ。
性格は明るく正直だが少し子どもっぽく、共演者から 「お前はアホだなぁ」 とバカにされることが多い。
なんとか格好だけでも大人っぽくしようしているが、今のところ努力が身を結んだことはない。
千葉に憧れるあまり現在、主人公の所有するマンションへと引っ越そうとしている。
母親は鳩二塾所属、兄は菅プロ所属の声優という声優一家。

主人公・大神勇次郎は、18禁ゲームプレイヤーとしての才能を開花させたアダルトゲームのエリートプレイヤー。
ある日、彼のマンションに越してきたのは、主人公の憧れの声優さんでもあり、若手の中では一番活躍している千葉真美子だった。
主人公は、実は彼女が裏（アダルト）の仕事もしていることも把握していた。
だが、彼には不満があった。
アダルトにはアダルトなりの役者の技術があり、その点において彼女がまだ‘つたない’ことに納得がいかなかった。
「彼女の実力は、あんなものじゃない…」ある日、オーナー権限で鍵を持っている主人公は彼女の部屋へと入り込むと、眠らせた千葉の所有するすべての下着類・衣服の一切を持ち去る。
目を覚ました真美子が目にしたのは、全裸の自分と、お手製の教科書を手にして自慢げに立つ主人公の姿だった…。

主人公・源藤 玄治郎は貧乏な浪人生。
なんとか母親の縁で、住み込みの家庭教師をすることで衣食住は確保できたが、大学受験・進学のための金がまったく足りず、バイトの毎日。
そんなある日、親友の一心にそそのかされ、また主人公の言動を勘違いをした神月芽以が、主人公に夜這いをかけてきた。
おもわず抱いてしまいそうになるも、すんでのところで理性が勝利して、主人公はその場は逃れる。
けれど、その好意だけは受け止めてあげたかった玄治郎は、ついひとつの約束をしてしまう。
それは、一緒の大学へ行けたのなら、恋人として正式に付き合おうという約束。
しかし、玄治郎の貯金はまだ大学に通うだけの目標金額には達しておらず、また芽以の学力も大幅に足りていない。
他大学を受ける条件として、まず付属の大学へと上がれることが条件だと、芽以の母親の暁子にも念を押されてしまう。
約束を果たすには、バイトに勉強に頑張るしかないのだが、そんなときに限って芽以の母親の暁子や芽以の親友である一心が誘惑してくる。
主人公は、そんな彼女たちの欲望を振り払って、目標金額と目標偏差値を達成することが出来るのか――。