【女性向け作品】■□■ストーリー■□■貿易商の父とともに、世界中の街を旅してきた主人公。
もうどこの国かもおぼえていないが、幼いころにどこかの街で出会った「白薔薇の王子様」と交換した白いバラの指輪を、いまもたいせつに持っていた――。
そんな彼女も、大学卒業を機に、ひとり暮らしていた日本から海外に住む父のもとへ帰ることに。
だが、その穏やかな船旅の途中、床に落としたたいせつな指輪を拾おうとした主人公は、誤って海へ落ちてしまった!意識を失ったまま彼女が流れ着いたのは、南海の小さな島。
そこで彼女は、「白薔薇の王子様」を思わせる王子・アッシュに助けられるが…。
そこは、アッシュが10歳の誕生日に父・グレートブルトン国王からプレゼントされた“アッシュ・キングダム”という島だった。
オレ様王子っぷりを発揮するアッシュのメイドとなった主人公は、島に遊びにきていた3人の王子たちにも気に入られ、次の船が島に来るまでの4週間、彼らと過ごすことに。
はたして、彼女と王子たちの関係はどうなるのか? 「白薔薇の王子様」は見つかるのか? 4人の魅力的な王子さまたちとの秘密のバケーションが、これからはじまる――!■□■登場キャラクター■□■●姫宮渚(ひめみや・なぎさ)/CV:なみだ──22歳 身長159cm本作の主人公。
小学2年のときに母を病気で亡くしており、幼いころから貿易商の父とともに海外で過ごすことが多かった。
そのため、家事もすべて完璧にこなし、父を支えるしっかり者。
誰に対しても優しく、明るい前向きな性格。
ただ芯が強く、間違ったことが嫌いなため、相手が誰であろうとはっきり物を言うところがある。
大学を卒業後、父の仕事を手伝うためにイギリスへ向かうことに。
だが、卒業祝いにプレゼントされた豪華客船の優雅な旅を満喫していたさなか、誤って海に転落。
王子たちがバカンスを過ごす島へ漂着した。
小さいころにどこかの街で会った男の子を「白薔薇の王子様」と呼び、思い出を大事にしている。
また、そのときに交換した指輪を、たいせつに持っていた。
●アッシュ・エドワード・アンドリュー・ルイス・マウントレスター=シルフィールド/CV:魁皇楽──グレートブルトン王国の王子 24歳 身長182cm国王・オズワルド3世を父に、スペンダー伯爵令嬢のアンジェラを母にもつ王子で、王位継承順位は1番目。
幼少時から国王としての教育を受けており、貴族だけが入学を許される名門校を卒業、いまは大学院で国際関係を学んでいる。
頭脳明晰で要領もよいため、できないことはない完璧人。
本国でも国民のアイドルとして、熱狂的な支持を受けている。
両親や国民の前では品行方正だが、じつはわがまま&ナルシスト。
使用人や目下の者にはどこまでも態度がデカい、二重人格オレ様王子。
派手なことや面白いこと、悪だくみが大好き。
浜辺に打ち上げられていた主人公を助けるが、新しいおもちゃとしか見なしておらず「自分の所有物」と言い切る。
14歳になる妹・アンナ王女を「僕の小さなプリンセス」と呼んで溺愛する、極度のシスコン。
ジャングルに逃げてしまったベンガルトラのジャスミンに代えて、ペンギンのカイザー(オス・3歳)を飼っている。
●徳丸家近(とくまる・いえちか)/CV:加藤一樹──日本の王子 25歳 身長179cm父は400年前に幕府を興した徳丸家の、19代目当主「徳丸康家」、母は旧華族の公爵である佐山家の令嬢。
徳丸家では城を個人所有しており、18歳まではその城に住んでいた。
その後、22歳のときに財団法人をつくって城を寄付。
その理事長を務める父はHPの更新をするのみで、実質的に財団はすべて家近が運営。
徳丸家所有の土地・財産も彼が管理しており、当主としての実権も完全に掌握している。
また、最近はいくつかの会社も経営しており、徳丸グループとしてさまざまな業種の企業を買収。
世間の耳目を集めている。
礼儀正しくおだやかで、いつも微笑を絶やさない癒し系。
やわらかな物腰で話す彼を土地の人は親しみを込めて「若様」と呼んでいる。
大学2年のときにイギリスに留学。
そこでアッシュと知り合って以来、在学中はアパートをルームシェアするほどの親友に。
アッシュの両親からも信頼されており、そのお目付け役を任されることが多い。
和歌と武道を嗜む一方、車が好きでクラシックカーを集めている。
昔、心から愛した女性に裏切られた経験があり、恋愛に対してどこか一線を引いている。
●サイード・ビン・ジャーシム/CV:一条和矢──アウビア王国の王子 27歳 身長180cmジャーシム家を国王とする絶対君主制国家・アウビア王国の王子で、マラーク国王の3番目の妻・サミーラの長男。
一夫多妻制のため王位継承者が100人近くおり、サイードにも腹違いの兄が3人いる。
だが、国王は寵愛していたサミーラのひとり息子であるサイードに王位を継承しようと考えているため、後継者争いは日常茶飯事。
感情表現は抑え目で、物静かな立ち居振る舞い。
宮殿で多くの人に囲まれて生活しながらも、つねに孤独を感じている。
王位にもさほど興味がなく、むしろ権力争いに必死となる兄たちを「かわいそうな人たち」と思っている。
一夫多妻制にも反対で、自分はひとりの女性だけを愛したいと思っている。
本国に、親が決めた婚約者がいる。
王室同士の交流が頻繁にあるため、アッシュとは幼なじみ。
明るく元気なアッシュと影のあるサイード…気が合わないように見えてそうでもなく、サイードがアメリカに留学していたときは、二人で一緒に夏休みを過ごしたりしていた。
サラブレッドを駆っての鷹狩りが趣味。
また、大の親日派で、骨董などにもくわしい。
●エリアス・マヌグス(エリアス)/CV:悠輝タクト──ウェーデル王国の王子 19歳 身長176cm国王ハンス3世のひとり息子。
母・レイア女王はアッシュの父の妹で、アッシュとは従兄弟同士。
中学卒業後、ウェーデル王立海軍士官候補生学校に入学。
18歳で士官学校を卒業し、現在は国内の大学に通う1年生。
勉強はあまり得意ではなく、体を動かすのが好き。
趣味はアメリカン・フットボールで、伝統ある陸軍仕官学校との対校試合でもレギュラーとして活躍した。
身長が低いのと、休み明けのテストがいまの悩み。
天真爛漫で、裏表のない素直な性格。
笑顔を絶やさず、たまに天然ボケをかますなど、誰からも愛される王子様。
みんなから愛されて育ったため、人を疑うことを知らない。
紳士的で、女性にも優しい。
ちょっと子供っぽいところがあり、それを気にしている。
10歳のころからいつもそばにいる執事のイアンに、全幅の信頼を寄せている。
というより頼りきっており、彼がいなければなにもできない。
サイード、徳丸とは顔見知りで、彼らのことはやさしい兄貴と思っている。
また、従兄弟であるアッシュを崇拝している。
●イアン・グリーク/CV:四季透──ウェーデル王国王子の執事 33歳 身長188cmエリアス王子が10歳のころから、彼に仕えている執事。
王子や国王から絶大な信頼を得ている。
物静かでいつも無機質な微笑みを浮かべているが、その本心はわからない。
家は貧しかったが、幼いころから母にきちんとした教育を受けさせてもらってきた。
だが母はそのための苦労がたたり、イアンが10歳のときに過労で倒れ、そのまま他界。
その後、執事の名家であり、かつて国王に仕えていたグリーク家の養子となる。
一流大学卒業後、自ら執事学校に進み主席で卒業。
23歳のときにグリーク家の紹介で城の執事となると、その優秀さをすぐに認められ、翌年からはエリアス王子専属の執事に。
だがその出自から、天真爛漫で誰からも愛されるエリアスに複雑な思いを抱いている。





