主人公はごく普通のサラリーマン。
会社での評判も真面目そうな普通の社員。
ある日、いつものように就寝前のネットサーフィンをしていると、 たまたま関心のある内容が載っている普通のブログだと思って見ていたら、実は自分のアダルトな体験も書いてあるブログに突き当たった。
内容は、自らの痴漢体験について。
それも、する側ではなくてされる側の話。
しかも、それは自らネットで知り合った人とそういう行為を楽しんできたとそういう内容だった。
痴漢というと、偶に新聞を賑わすような、そんなのをついつい想像するが、そういう世界もあるのかと、 半ば忘れていた気持ちのざわつきみたいなのを久しぶりに主人公は感じた。
「自分もしてみたいと…」





