僕の両親は出張でよく家を留守にする。
だから僕は普段、叔母（母の双子の姉）の“七海”（ななみ）と暮らしている。
双子だけに叔母は母“六海”（むつみ）とウリふたつだ。
だから僕は叔母を見ると母を思い出してしまう。
僕は……母を肉親以上の特別な感情で愛していたのだ。
そんな僕の気持ちを、ある日叔母は暴いてしまった。
秘密を知られた憤りで、僕は叔母をはずかしめてしまう。
母に似た叔母を……。
犯してから初めて気が付いた――叔母は処女だった。
叔母の肉の味を知ってしまった僕は、それから毎日彼女を犯し続けた。
母には内緒で続けられる、罪深い交わり……。
だがその日犯した叔母が、実は叔母の振りをした……こっそり帰国していた母だと気づいてしまい……。