十数年ぶりに、生まれ育った街に戻ってきた“熾月沙羅”。
沙羅は、幼馴染の“明智茉利”との再会を楽しみにしていた。
二本の木が並び立つ丘で交わした約束。
――『いつか二人でペアを組んでテニスの試合に出よう』。
その約束を果たすことを夢見ていた。
だが、茉利は別人のように性格が変わっていた。
約束を覚えていないどころか、他のテニス部員たちとともに、沙羅をイジメの対象とするようになった。
辛い日々に耐える沙羅を、さらなる苦悩が襲う。
クリ○リスが肥大化し、ペ○スのように勃起するようになってしまったのだ。
そして、性欲を満たしたいという激しい衝動に駆られるようになる……。





