※このソフトは「種憑け村~白濁神、念仏講ノ儀~」専用の追加シナリオです。
本商品単体ではゲームをプレイできません。
人里から隔絶したな山村「多田根村」――。
この村の秘祭「多根憑祭事(たねつけさいじ)」は、村の男たちで「うちがみ様」・「かえがみ様」と呼ばれる女たちを孕ませる壮絶な儀式だ。
しかし今回、多根憑祭事が本格的に始まろうとしていた時、村娘“猪狩摩耶”の手引きにより、うちがみ様・かえがみ様が村から逃亡してしまう。
村の神官である“お告げ様”は摩耶を村八分にし、禊ぎの儀式として下猪狩の男衆で蹂躙し、神への供物として捧げ、その後は生涯村で飼い殺しにする罰を下す。
過酷な罰に恐れおののく摩耶。
だがお告げ様はひつだけ罰から逃れる道を示した。
それは摩耶を「子」、村の男衆を「鬼」にした「鬼ごっこ」を行うというもの。
丸一日の間、鬼たちから逃げ切ることができたら罰は行わないという。
二回までは捕まっても構わないが、三回捕まったらその時点で「鬼ごっこ」は終了。
摩耶は村八分にされ、神の供物に捧げられることが確定する。
また、鬼に捕まった場合、一度鬼ごっこの開始地点まで戻されるが、その前に鬼たちから「鬼の成敗」を受けなければならない。
「鬼の成敗」とは、鬼たちが捕まえた者を好きにして良いということ。
摩耶に選択肢は無かった。
断ればその瞬間に村八分が確定し、村の男衆からの禊ぎの儀式を受ける事になってしまうのだから。
こうして、村をあげての「鬼ごっこ」が行われることになった……。





