| 登録日:2005-11-15 成人向けゲーム ――今日はデートだ。デート、というだけで興奮してしまうところだが、今日のデートには色々事情がある。
 俺は相手の彼女とは一度も会ったことはないし、電話で声を聞いたことすらない。
 最近、ネットで知り合ってから意気投合し、今日が初めての逢瀬というわけだ。
 緊張するなというのが無理な相談だろう。
 ……いったいどんな子なんだろうか?俺は期待に胸を膨らませながら、待ち合わせ場所へ急いだ――準備に手間取って少し遅れてしまったが、なんとか待ち合わせ場所にたどり着いた俺は驚いた。
 そこには、俺が生まれてこの方お目にかかったことのない程の美少女が立っていたからだ。
 
 登録日:2005-11-08 成人向けゲーム 「――京子……」「ん……、堂本さん……」 堂本が京子の肩に手を伸ばし、その身体を抱きすくめた。広く明るい室内には、豪奢だが上品な家具類が揃えられ、大きな窓の外には宝石を散りばめたように見事な夜景が広がっている。
 ここは、堂本が取引のために借り切ったホテルのスイートルームだ。
 国内で最大規模の麻薬シンジケートを取り仕切る堂本は、大きな取引を控えてもけしてナーバスになることはなく、美しい情婦の身体を楽しむ余裕さえ見せていた。
 堂本の無骨な手のひらが、京子の白く形の良い乳房を、イブニングドレスの上からもみしだく。
 「んあっ……んっ、ダメっ……」 京子が抵抗めいた言葉を口にした。
 しかし、京子の身体は言葉とは裏腹に、艶かしく扇情的な動きを見せる。
 京子の仕草は、堂本の気を引くための演技だった。
 
 登録日:2005-11-01 成人向けゲーム 人狼の「ウルフ」は、久しぶりにフゾークの村を訪れた。フゾークの村とは、人狼のような半獣人が生活するいわば「隠れ里」だ。
 もっとも、ウルフはフゾークの村に住んでいるわけでは無い、普段のウルフは、文字通り一匹狼として奥深い山中に住んでいる。
 ウルフは、たまに迷い込んでくる人間に、道案内などをして少々の報酬をもらうことで生計を立てていた。
 人狼といえども、人間を襲うようなことはしない。
 そんなことをすれば、人間たちの山狩りの標的にされるのが目に見えている。
 ウルフは至って平和的な人狼なのだ。
 そんなウルフが山を降りて、フゾークの村に来た目的は、なじみの娼婦「フィナ」に会うためだ。
 人狼は性欲は旺盛な種族のため、ウルフは生業にいそしんで、それなりに懐が暖かくなると、フィナに会いに来るのを日課にしていた。
 
 登録日:2005-10-25 成人向けゲーム ――その日、麗子がようやく会社から解放された時には、もう夕日は大きく傾いていた。蒸し暑い真夏の夕闇の中を歩いて、電車に乗り、帰途に着く。
 麗子が電車から降り立った時には、辺りは暗闇に包まれていた。
 自宅のマンションは、駅からは目と鼻の先のほどの場所にある。
 しかし、麗子は暗闇と辺りの妙な静けさにいいしれぬ不安を感じ、かけ足で自宅のマンションへと向かった。
 漆黒の闇の中に、麗子のヒールの音だけが響いていく。
 結局、マンションにたどりつくまでには、ほんの数分しかかからなかったが、緊張と疲労から、麗子の身体はじっとりと汗ばんでいた。
 「……ふう、暑い……汗かいちゃったわ……」  麗子は部屋に着くなりスーツ脱ぎ捨てて、バスルームに入った。
 暗いバスルームの脱衣所で、手探りで照明のスイッチを探す。
 その間にも、バスルームにこもった湿気で、麗子の身体からは汗がふきだしていた。
 しばらく苦心してスイッチを探し出し、照明をつける。
 「――それにしても、なんだったのかしら、あの人……?」  麗子の頭の中をある記憶がふっとよぎった。
 それは、帰りの電車内でのことだ。
 退社時刻が遅くなってしまい、麗子の乗った電車にはほとんど乗客はいなかった。
 結局、麗子は誰もいない車両で腰を下ろした。
 そして、無人の車内でしばらく過ごしたあとのことだ  ひとりの男が現れて、麗子の対面に腰を下ろした。
 それだけなら、なんの問題もない話だ。
 しかし、その男をみて、麗子はなんとも奇妙な印象をうけた。
 比較的カジュアルな服装をしていたので、会社帰りのサラリーマンでは無いだろう。
 しかし、学生のような雰囲気でもなく、若いのかそれなりの年なのかもわからない何ともつかみ所の無い奇妙な男だった。
 その男が、電車に乗っている間、ずっと麗子の方を凝視していたのだ。
 最初は痴漢ではないかと勘ぐって警戒していたが、男はなんのアクションを起こすわけでもなく、ただただ麗子の方を見つめ続けるだけ――  電車を降りた時、麗子は気になって、男の座っていた電車の座席の方を見たが、もうその男の姿は消えていた。
 
 登録日:2005-10-18 成人向けゲーム 「辞令 総務部特別接遇課 川奈木律子」  ――それは、あまりにも突然な異動だった。それまで有能な重役秘書として、エリート街道を歩んできた律子が、新設されたばかりの「特別接遇課」などという具体的な業務内容もはっきりとしないような部署へと、いきなり配置転換されたわけである。
 律子には不安要素があった。
 それは、同じ特別接遇課の課長としてともに異動が決まった中井のことである。
 中井は、律子が秘書課にいた時も直属の上司だったのだが、セクハラ上司として有名で、女子社員から毛虫のように嫌がられていた男だ。
 女性を性の対象としか見ていないような中井を、律子も他の女子社員同様に嫌悪していた。
 「――川奈木くん、悪いが今日は残業につきあってもらうよ。
 ――明日、大事な取引先から来客があるんだ、その関係で少し話があるんだ」  退社時刻を前にして、中井が急に切り出した。
 「……はい」   あの中井と二人きりでの残業である。
 さすがに一抹の不安を覚えたが、上司命令を断れるはずもなかった。
 
 登録日:2005-10-11 成人向けゲーム  ――スイープサービスとは、入院中の男性患者の性欲処理を行い、ストレスの解消と前立腺の健康を維持するための特殊な医療サービスだ。美奈子は、そのスイープサービス専門の看護婦として、この病院に勤めている。
 その日も美奈子は、入院したばかりの男性患者にスイープサービスを行うため病室へとやってきていた。
 目当ての患者のいる病室を前にして、軽くドアをノックする。
 中から返事が帰ってきたのを確認して、美奈子は病室へと入っていった。
 「失礼します。
 スイープサービスに参りました」  入ってきた美奈子の姿を見て、患者がベッドから起き上がる。
 「……スイープサービスって何ですか?」  患者は若い男性で、スイープサービスのことは知らないようだ。
 「スイープサービスは、患者さまの健康のために、性欲を適切に処理するサービスのことです。
 ……それではお服を脱いでいただけますか?」  美奈子がそう言うと、患者は戸惑いながらも病衣を脱ぎ始めた――
 登録日:2005-10-04 成人向けゲーム とある大企業に勤めるエリートOLの川名冴子。ある日上司の総務部長影山に会議室に呼び出される。
 影山は妻子がある身でありながら、冴子に色目を使い、セクハラまがいの度々仕掛けてきている。
 その影山から見せられたのは…それは女子トイレの盗撮写真だったのだ。
 そこには冴子の顔が一緒に写っており秘所も鮮明にとらえている。
 盗撮という下衆な行為、しかも被写体を自分にされたことに、冴子は激昂した。
 「ひ、卑劣です! こんなことが許されると思ってるんですか!」下卑た笑みを浮かべる影山に、冴子が言い放つ。
 「許すも許さないもないよ、君しだいだ。
 ――訴えたければそうしたらいい、ただその写真も一緒に公表されるだろうけどね。
 」影山が満面の笑みを浮かべていった。
 
 登録日:2005-09-30 成人向けゲーム 新米天使のリリカは、より多くの人を幸せに導くための修行に、人間へと降り立った。「はーい! わたし、天使のリリカって言います。
 みなさんを幸せにするための勉強にきました! よろしくお願いします!」 「リリカちゃーん! こっち向いてー!」  人間界へと降り立って早々、リリカのルックスにつられて、大勢のカメラ小僧たちがその周りに集まってきていた。
 「あ、あの、みなさん写真ばっかり撮ってないで、人を幸せにするための勉強をさせてくれませんか……?」 「――じゃあ、リリカちゃん、そのパンティーをちょっと下ろしてくれない?」 「うんうん、そしたら、かなり幸せだよな」 「……え? あ、あの、こうです……か?」  リリカが、はいていたピンクのショーツを少しずらす。
 リリカの白く小ぶりなお尻と薄い茂みに覆われた秘所があらわになる。
 カメラ小僧たちが大きくどよめいたかと思うと、大きなフラッシュの嵐が起こった。
 「よかったあ、――じゃあ他にはどんなことをしたらいいんですか?」  「ね、ねえリリカちゃん、ぼくのこ、コレをおしゃぶりしてくれないかなあ」 カメラ小僧のリリカの一人が言った。
 「お、おれも、おれも!」 「はあい! お安いご用です!」  そう言って、リリカはその場にひざまづくと、二人の赤く腫れ上がった怒張を両手にもって交互に舐め始めた。
 「……んんっ、くちゅっ……ぷはっ、どうですか? 幸せですか?」 「うお……、幸せだよリリカちゃん……」 「お、俺もだよ……ありがとう……」  すると、周りの男たちが騒ぎ始めた。
 「おーい! リリカちゃん! そいつらばっかり幸せにするのは不公平だぜ!」 「え……。
 で、でもどうしたら……」 「俺たちが、もっと効率のいいやり方を教えてやるよ」  新たな数人の男たちが、一気にリリカめがけて襲い掛かってきた。
 
 登録日:2005-09-27 成人向けゲーム  ――鬱蒼と茂った森の中を、夕闇が包み込む。「……ああ、今日も戦果は無しか……」  若い狩人は、ため息をつきながら手ぶらで家路につこうとしていた。
 不思議なことに、ここ最近、猟は不振続きだ。
 数日ほど前から、ぱったりと獲物の姿が森から消えてしまったのである。
 「いったいどうしたんだろう……?」  狩人は首を傾げたが、どんなに考えても答えは見つからない。
 そんなことを考えながら山道を歩いていると、妙な物音が茂みの奥から聞こえてきた。
 「――うあっ! や、やめてっ! 助けてください……」  耳をそばだてると、なにやら助けを求める女の声のようにも思える。
 狩人は思わず、物音のする方へと茂みを分け入って行った。
 そして、声の聞こえる方に進んでいくと、少し開けた広場のような場所に突き当たった。
 「………………!?」  そこで目に飛び込んできた光景に、狩人は思わず息を飲んだ。
 「いやああああ――! 痛いっ! やめて――! 」  広場の中ほどにある大きな木の下で、ひとりの少女が数人の男たちに乱暴されているのだ。
 
 登録日:2005-09-20 成人向けゲーム 「――お話ってなあに? お兄ちゃん」  ベッドに座った鈴が、まだまだあどけない表情で問いかけてきた。鈴は、昨日もらった誕生日プレゼントの大きなウサギの人形を、ぎゅっと抱きしめている。
 確かに鈴は俺の妹だ、――が、血はつながっていない。
 親父が再婚した時の義母さんの連れ子、それが鈴だ。
 しかし、そんなことを知ってか知らずか、鈴は何故だか俺によくなついていた。
 特に俺から何かをしてやったというわけでもないのに不思議なものだ。
 しかし、俺たち家族が「家族ごっこ」を今まで何事もなくやってこれたのも、そんな鈴の存在が大きい。
 だが、「ごっこ」なんて遊びはいつか終わらせなければいけない。
 俺は昨日、鈴の誕生日を祝ってやりながらそう決意していた。
 そして今日、鈴の部屋にこうしてやってきたわけだ。
 俺と鈴との「妹ごっこ」も終わりにしようと―― 「鈴は、俺のことが好きか?」 「うんっ! わたし、お兄ちゃん大好き!」  鈴が笑顔で答える。
 「……でもな、鈴。
 俺は本当のお兄ちゃんじゃないんだよ」  俺は単刀直入に切り出した。
 「えっ? えっ? どういうこと? お兄ちゃん……?」 「血がつながってないんだ、だから本当は他人同士なんだよ、俺と鈴は……」  その言葉を聞いて、鈴の顔色が変わった。
 「そ、そんなのヤダ! わたし、お兄ちゃんとずーっと一緒に居たいもん! 他人だなんて……」「でも、本当のことだからしょうがないよ。
 俺と鈴は他人なんだ」「やだやだやだ! お兄ちゃんと他人だなんて……、ね、ねえ……他人じゃなくなる方法ってないの?」 「……ひとつだけあるにはあるけど、他人じゃなくなる方法が……」  俺は少し勿体つけて答えた。
 「じゃ、じゃあ、その方法でお兄ちゃんとわたしを他人じゃないようにして! お願い! わたし、お兄ちゃんとずーっと一緒に居たいもん!」 「……その方法はすごく大変なんだけど、鈴は我慢できるか?」「わたし、我慢する! だからその方法でお兄ちゃんとわたしを他人じゃないようにして! お願い!」
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