姿をフィギュアサイズに変えられるというちょっと（？）変わった女の子“姫神みつき”と同居している、“沖原涼”。
よくわからん世界からやって来た人語を操るモルモットのぬいぐるみ“ユウト”と同居している、“桜坂友花”。
ふたりはひょんなことから出会い、みつきやユウトを巻き込んで、写真を撮ったりホームページを作ったりと、コスプレ界で有名となるべく奮闘することになる。
涼と友花、ふたりは果たしてオタクとサブカルチャーの星になれるのか？そしてふたりの視点から描くアキバ系の恋の行方は？

文化祭を間近に控える初秋の日。
朝倉誠――ハンドルネーム“セイ”は巷で人気の仮想現実MMORPG「ヘブンズケージ」で、ひとりの少女と出会う。
セイはヘブンズケージの初心者である少女にあきれながら世話を焼くうちに、次第に彼女のペースに巻き込まれていく。
ネットカフェの仕事をこなしながら、誠は今日もまた「ヘブンズケージ」にログインし、彼女との冒険を楽しんでいた。
現実世界での彼女の本当の名前も知らないまま。
だけど、それでいいと、誠は思っていた。
ゲームに飽きたら、彼女とのつきあいはやめるつもりだった。
所詮はバーチャル。
リアルとは違う。
自分には現実の世界に本当の仲間がいるのだから。
そう思っていた。
現実世界の仲間たちが次々と失踪するまでは――。

■□■ストーリー■□■文化祭を間近に控える初秋の日。
朝倉誠――ハンドルネーム“セイ”は巷で人気の仮想現実MMORPG「ヘブンズケージ」で、ひとりの少女と出会う。
セイはヘブンズケージの初心者である少女にあきれながら世話を焼くうちに、次第に彼女のペースに巻き込まれていく。
ネットカフェの仕事をこなしながら、誠は今日もまた「ヘブンズケージ」にログインし、彼女との冒険を楽しんでいた。
現実世界での彼女の本当の名前も知らないまま。
だけど、それでいいと、誠は思っていた。
ゲームに飽きたら、彼女とのつきあいはやめるつもりだった。
所詮はバーチャル。
リアルとは違う。
自分には現実の世界に本当の仲間がいるのだから。
そう思っていた。
現実世界の仲間たちが次々と失踪するまでは――。
■□■登場キャラクター■□■【現実世界】●星野沙緒里（CV:如月美琴）おっとりした口調、 とろんとした仕草、そして 脅威の天然ボケ。
しかし頭の回転は意外と早い。
誠たち仲良し四人組の癒し担当。
●笠原舞羽（CV:茉莉奈）運動神経抜群の直情径行娘。
頭で考えるよりもまず手が出てしまう。
霊感体質であり、そのせいか幽霊の類が大の苦手。
誠たち仲良し四人組のムードメーカー。
●浅倉奈央（CV:佐倉江美）誠の妹。
周囲の人間が頼りないからか、しっかり者に育ったとても良い子。
唯一の欠点は、整理整頓がド下手なこと。
ネットカフェ・ライブライのマスコット的存在である。
●鏡彩子（CV:芹園みや）鳳女学園で学生会長を務める、奈央の親友。
昔から勘がよく、過去にサイコロの目を７回連続で当てた記録を持つ。
そのため誠にサイコロ呼ばわりされ、そのたびに口ゲンカになり圧勝する。
●天川湖雪（CV:桜坂かい）鳳女学園で学生会役員を務める、奈央と彩子の親友。
独特な丁寧語を操り、口癖は「あなたは実に無能です」。
なにを考えているかよくわからない女の子。
●庭山四季（CV:ありす）直喜の姉。
数年前に水難事故で亡くなっている。
●浅倉操（CV:草野花恋）誠と奈央の従姉。
某有名大学卒業後、ライブライの店長を任される才女。
かわいいものにめっぽう弱く、事あるごとに鼻血を噴き出す。
誠と奈央はその掃除に辟易気味。
●浅倉誠主人公。
基本的にぶっきらぼうだが、妹の奈央のことになると見境がなくなる、よくいえば面倒見のいい、悪くいえば過保護なお兄ちゃん。
●庭山直喜クールでカッコつけだが、どれもいまいち中途半端。
誠たち仲良し四人組のツッコミ担当。
【仮想世界】●メルアリアモンスターと戦うことを嫌い、自分のステータスを見ることができないバグ持ちで、そのくせセイが持つパワーストーンを欲しがるちょっと変わったキャラクター。
物腰はやわらかく、平和主義者だが、一度こうと決めたらなかなか意見を曲げない頑固なところも。
ヘブンズケージの世界に９つしか存在しないといわれる、パワーストーンを探している。
口調はお嬢さま風だが、現実ではどうなのか不明である。
●クロエドラゴン級のモンスターも召喚できる、高レベルな冒険者。
セイのギルドに入っているのだが、リアルのほうで受験勉強がいそがしいらしく、最近はヘブンズケージにログインしていない。
●ソレイユアイテムの売買すらままならない初心者なのに、人に頼ろうとしないため、いつまで経ってもレベルが上がらない。
ひょんなことからセイのギルドに入るが、やっぱり人に頼ろうとはせず、単独行動を取りがち。
●クリオネ対魔法のレアウェポンである『魔剣カラドボルグ』を背負いながら冒険する、水の魔法が得意な魔術師。
店に売ることもせず、 自分で装備できない剣を持ち歩く理由は本人以外誰も知らない。
●アプリコット悪質なプレイヤーキラーとして突如ヘブンズケージに現れた、謎の冒険者。
プレイヤーを襲い続けるのは９種のパワーストーンと何か関係しているらしいが…？●シオンホットなDEATHシスターとして、ヘブンズケージ全土で死体を見つけては辻蘇生をやったあと「キミは実に無能です」とつぶやき去っていく。
キュートな顔に似合わず、激烈熾烈な毒舌。
しかしそこが萌えだと一部マニアに大受けらしい。
●セイ仮想世界での主人公。
レアアイテムであるパワーストーンを売りに出してもなかなか買い手がつかない、商売下手な商人。
あるキッカケから、メルアリアにパワーストーンを貸し与えることになる。
●ナオキある目的のためパワーストーンを集める、一本気な騎士。
だがその性格から、同じくパワーストーンを集めていたメルアリアと衝突することに。
●ＧＭアソウ日ごろは教会の神父として、冒険者同士の結婚式を取り仕切っている。
ゲームマスターを名乗るが、自分で勝手に名乗っているだけという説が有力である。

どこかの島の砂浜に打ち上げられた主人公。
自分の名前、そして「サーカスの知識」だけは覚えている……だが、他のことはまるで記憶に無い。
もちろん、自分の隣で気を失っている少女のことも、何も覚えていない。
所持品は一組のトランプとコンパスだけ。
目を覚ました少女と二人で街の住民に助けを求めたが、彼らは取り合おうとしない。
途方にくれていたとき、主人公たちはひとりの男と出会い、自分が経営するサーカスカンパニー「カーディナル」で働かないかと誘われる……。

「日坂クリニック」――お嬢さまが集う「鳳（おおとり）女学園」の中で、唯一男性の教員が詰める場所。
そこが、主人公の勤務するカウンセリングルームである。
彼は、今日もまた、悩める女子学生をのんびりと待っている。
そんなふうにスクールカウンセラーとして勤めていた主人公は、ある時、ひとりの少女と出会う。
大怪我をして倒れていた彼女の名は、“梓音”。
梓音は告げる――「あなたの命はあと1週間」。
助かるためには、誰かを被験者にして治験を行い、梓音の持っていた試験薬を改良し、完成した薬を飲まなければならないという。
カウンセリングを受けにきた学園の女子学生に対し、治験を行うかどうかの選択を迫られる主人公。
生き残るため、女子学生を被験者にしてはずかしめるか。
それともカウンセリングに専念し、女子学生を助けて自分が死ぬか――？