舞台は風薫る地方都市虹原（にじはら）―――少年『鎹夏希（かすがい・なつき）』は、生まれながらにして普通の人とは違う『力』を持っている。
しかし、普通の生活を望む夏希にとって、その『力』は邪魔な物でしかなかった。
そんなある日、父親が再婚し、新しい母親と共に妹の『鎹春奈（かすがい・はるな）』がやってくる。
突然の出来事に戸惑う夏希だったが、家族が出来ることを喜び歓迎した。
幼馴染の『御陵七深（みささぎ・ななみ）』と、いつも通り穏やかな学園生活を送っていた所に、更に変化が加わっていく。
海外からの転校生『ナディア・アルハザード』と『リリス・スノウドロップ』が、クラスメイトとして加わったのだ。
二人の特殊な雰囲気を警戒する夏希だったが、接していくうちに警戒も薄れ、仲のいい友へと変わっていく……。
それが、夏希の日常を次第に変化させていることに気づかずに……。
春奈、七深、リリス、ナディアに個性的なクラスメイト達を加え、騒がしくも楽しい日常を過ごしていく。
だが、それは『非日常』への序章でしかなかった。
「……幻想は終わったよ。
これからは、現実の時間……」

『絶望師』其れハ、一子相伝の闇ノ生業ナリ。
時ニ、異形なるものヲ絡まセ、時ニ、尻を女陰に、乳を肉壺に、さらには、女核を肉魔羅に。
或る日ハ、幻覚ノ中で、或る日ハ、この世とその世ノ狭間で……。
ありとあらゆる術で女ヲ絶望させ、其の馳走として、国ヲ揺るがす『精胆』ヲ紡いできた。
主人公「鬼灯連嗣」は、その運命から逃れる為、幼い頃に永遠を誓った「愛沢あをい」に望みを託した。
だが、それは彼にとっての絶望の始まりだった。
失恋と裏切りという慟哭を味わった連嗣は、愛するあをいの心を手に入れる為、『絶望師』となることを決意する。
ただ絶望の先にある希望を信じて……。
快楽と絶望によって心と身体を奪い取れ――！

時は群雄相争う戦国時代、所は都をはるか西に望む蔵門（くらと）地方。
そこでは新興の大名・多々良昌逸（たたら　まさいつ）が急速に勢力を拡大していた。
室町初期から続く名門・霧生（きりゅう）家は多々良より臣従を迫られると一戦も交えることなくこれを受諾し、当主・霧生永治（きりゅう　ながはる）の娘・さくや姫を側室として差し出すことになる。
事実上の人質として多々良の本拠地・蔵門城に嫁いださくやは、そこで『尋常ならざるまぐわい』を好む多々良の閨の相手を務めされられる事になる。
清楚な肉体と精神を蹂躙され、己の中に眠っていた【淫の本性】を揺さぶられながらも、父や城の皆を想い、耐え忍ぶ日々を送るさくや。
数ヵ月後、蔵門城に間者からひとつの報せが届く。
「霧生永治に謀反の動きあり」と。
だが、多々良に動揺はなかった。
霧生側の降伏が戦力を整えるまでの時間稼ぎの方便である事を、はなから見抜いていたからである。
「姫を呼べ。
問い質してやろう」加虐の悦楽に歪んだ笑みを浮かべながら、多々良昌逸は配下にそう命じた……。

発明家である父親から届いた見たことのないデザインの携帯電話は、誰にでも容易に暗示を掛けられるというトンデモない発明品であった。
からかい、蔑み、罵倒し続けてきた奴らに復讐し続ける主人公・太志の行為は、より巧妙にエスカレートを重ねていく。
家格も貧富も関係ない。
一匹のメスとしての本能をムリヤリ起こされた彼女たちの悪夢は終わらない…。
特集：MSピクチャーズ

群雄割拠の戦国時代にあって、急速に勢力を拡大しつつある新興大名、多々良昌逸は、室町時代から続く名門の霧生家に対し、臣従を迫った。
すると、同家当主、永治はこれを受託し、己が娘、さくやを側室として差し出した。
事実上の人質である。
昌逸の性欲は人並み以上にあり、特にその行為は尋常ならざる異常性を持っていた。
当然、さくやもその穢れなき肉体を昌逸によって蹂躙され、性の快楽を嫌と言うほど教え込まれていく。
数ヵ月後、「霧生永治に謀反の動きあり」との報を聞いた昌逸は、まったく動じることはなかった。
霧生側が叛旗を翻すことを見抜いていたのだ。
昌逸は、見せしめとして、さくやを加虐の悦楽で貶めようと……。

過去の忌まわしいトラウマによって心を閉ざしてしまった“久遠寺宗治（主人公）”。
そんな彼に歪んだ愛情を抱く義妹“明日香”は、自分の言いなりになる宗治を使って、彼に好意を寄せる少女達を不幸に陥れていく。
そうした義妹の行為にも何の感情も抱かず、ただただ狂気のセックスを繰り返していく宗治。
そうしたある日、偶然、女教師“榊原瑞紀”の弱みを握った宗治は、彼女を明日香に黙って肉奴隷にするのだった。
そして、彼女とのセックスを繰り返していくなかで、失われていた心を取り戻し始めるのだが……。

絶世の美少年“久遠寺宗治（主人公）”は、その美貌に惹き寄せられた女の子達を、何かに取り憑かれているかのように抱いていく。
それは、少年期のトラウマが、物事への関心を失わせ、感情の起伏を奪ってしまっていたからだ。
しかし、そのトラウマの原因ともなった過去の記憶がない。
そうした狂気に近いセックスを繰り返していくなかで、宗治は美しい女性が登場する夢を頻繁に見るようになっていた。
その夢の中の女性が、どうやら宗治の記憶を呼び覚ます鍵になっているようだが……。

魔道の力を使って有名私学、誠美学園の支配を目論む“睦月丈二”。
いまや、配下の数も増え、影の実力者としての地位を確固たるものにしようとしていた。
そうしたなか、丈二が起こした一連の怪事件を調査するために派遣された特務教員“一条のぞみ”は、地道な捜査によって、丈二が怪しいと結論に至った。
当の本人は、自分の身に危険が迫っていることは知らず、今度は、兼ねてから気になっていた“御勅使川紫苑”に接近するのだった。
紫苑は、密かに丈二に疑惑を抱いていたこともあり、警戒していたものの、彼の笑顔に騙され、疑惑を解いてしまうのだった。
はたして、紫苑は、丈二の毒牙かかってしまうのか？　そして、丈二の学園支配は達成されてしまうのか……!?

有名私学、誠美学園では、現在、性犯罪を思わせるような淫惨な怪事件が多発していた。
事態を重くみた学園長は、不祥事を秘密裏に処理してくれるという特務教員“一条のぞみ”に事件の解決を依頼するのだった。
そうした事件の犯人である“睦月丈二”は、己の肉奴隷となった“成瀬リエ”と、“加納真希”を使役し、着々と己の勢力を拡大していく。
そして、その毒牙は敬虔なクリスチャンである“シスター麻奈美”にも向けられた。
荒縄で縛られ、豊満な胸を露わに恥辱の格好を強いられるシスター麻奈美。
そうした、彼女の痴態を満足そうに眺めながら、暗黒の儀式を始める丈二。
丈二の責めに屈したシスター麻奈美は、徐々に「女」の性が目覚めていく……。

有名私学、誠美学園の礼拝堂が、何者かによって、血と精液で汚されていた。
その犯人は“睦月丈二”。
この学園での生活に不満を持つ学生だ。
ふとしたことから魔導の力を手に入れた丈二は、その禁断の力を使って学園を裏から支配し、己の欲望のまま学園生活を過ごしたいと考えるようになった。
そして、それを実行に移した結果が今回の事件である。
この事件＝儀式で、学園でも十指に入る美少女“成瀬リエ”を肉奴隷にした丈二は、次に他の学生達を押さえつけるのに必要な手駒として不良グループのリーダー“加納真希”を籠絡（ろうらく）するのだった。
表向きは、普通の学生を演じている丈二。
しかし、彼に密かに好意を寄せていた“御勅使原紫苑”は、丈二から、何かしらの変化を感じ取っていたが……。