「あのさ……エッチしない?」――尽生学園の2年所属の“高辺智宏”(主人公)は、ひょんなコトから、軽口をたたき合う程度の仲だったクラスメートの“早瀬美奈”と放課後に初体験してしまう。
「明日の放課後も、わたし、ヒマなんだなぁ」……と言う早瀬の意味深なコトバにふらふらと誘われて、次の日の放課後も教室で待ってしまう高辺。
そして期待通り現れる早瀬。
1年以上接していたのに、全く知らなかった早瀬の姿に動揺し、かつ、初めて知った女のカラダに溺れてしまう高辺。
それからというもの、そのまま早瀬とずるずると関係を続けてしまう。
――「こーゆー関係って、昔から言うじゃん。
えっと、ほら………セックスフレンドってさ」。
自称美人保健教諭の“妙子先生”(他人から見ても美人)や、少々思いこみの激しい図書委員の“野々宮華緒梨”も巻き込んで、毎日エッチエッチの日々が始まる。
でも、肝心の早瀬が何を考えているのか、高辺にはサッパリ判らない。
悩める青年を導くように、白衣の女教師は優しく囁く……「せっかちさんね。
そんなコトは知りたければ知れるし、知る気がなければ知らないままのモノよ」。
夏休みまでの約1ヶ月間で、高辺と早瀬の関係はどう変わっていくのだろうか、それとも何も変わらないのだろうか?





